救急科このページを印刷する - 救急科

当院は佐賀県南西部における救急の中核的な病院として、軽症から緊急手術や集中治療が必要な重症患者まで24時間体制で受け入れています。2010年度の救急患者は全体で12529人、そのうち救急車で搬送された方は1951人でした。

救急科は、救急対応の充実のため2007年9月に専任医1名で発足し、2008年4月からは専任医2名の体制となりました。2011年11月14日より、新病棟も完成し地域救命救急センターとしての運用を開始しています。同時に病院前に専用ヘリポートも設置され、ドクターヘリ症例を積極的に受け入れています。

診療内容

救急科って何をするの?-救急患者のトリアージ・集中治療

現在、救急センター(救急科)の専任医は、主に平日昼間に御自宅や他の医療機関から救急車で搬送された急患・重症の患者さまや、外来を受診された方のうちで直ちに治療が必要な患者さまの診療を各専門診療科の医師と協力して行っています。

 

救急科では、救急センターを受診された患者さまの全身状態の安定化を図りながら、何が問題なのかを評価・診断し、重症度を判定した上で、各科専門医の専門的な治療に引き継いでいきます。心肺停止状態、急性中毒、事故による多発外傷などの重症病態については救急科にて入院治療まで継続して診ることもあります。
また、集中治療室(ICU)において入院中の重症患者さまの全身管理も担当しています。

 

RRSとMET

1:RRS(院内救急対応システム)とは?

院内では必要が無い疾患を発症し患者が死亡(予期せぬ死亡)している事実があります。
RRSとは予期せぬ死亡を減らすために、重症化する前に徴候をいち早く発見・介入し、バイタルサインを安定化させ、予後を改善するシステムです。

 

2:MET(Medical Emergency Team)とは?

救急医と救急看護師から成るチームで、急変前に早期発見しベッドサイドに出向く集中治療チームです。
当院ではMETコールがあります。これは、患者さんのためのコールです。

 

心肺停止のコール=EMコールでは遅いのです。
院内心肺停止例の生存率は18.5%と低く、数年変化していません心肺停止する前からの早期介入が必要なのです。

 

3:RRS導入で何が変わる?

  集中治療室外での死亡率が50%減少
  院内での緊急手中治療室入室減少
  心肺停止患者の減少  などの効果があります。

 

院外での教育活動もしています

病院における診療の他に、地域の医療関係者や市民の方々に対して、心肺蘇生術(BLS、ACLS)外傷初期診療(JATEC、JPTEC)のコースを通じて、救急に関する教育・普及活動を積極的に行っています。

 

そして、他の医療機関や救急隊と共に地域メディカルコントロール体制の一員として、地域の救急医療体制の整備や運営に努力しています。

 

当院救急センターは急患の方々を受け入れる窓口として、地域の皆様方に信頼され、安心できる質の高い救急医療を提供できるように努力してまいります。

スタッフ紹介

藤原

藤原 紳祐

救命救急センター長
平成8年卒

専門・所属等
医学博士
日本救急医学会救急科専門医
日本外科学会外科専門医
臨床研修指導医
JATEC instructotrainer
JPTEC instructor
AHA-BLS,ACLS,EP instructor
FCCS instructor
日本DMAT隊員(統括)

長崎県ドクターヘリのフライトドクターもしており、佐賀、長崎の病院前救護も担っております。
 

小野原

小野原 貴之

救命救急センター医師・教育研修部副部長
平成23年卒

専門・所属等
医学博士
日本救急医学会認定救急科専門医
臨床研修指導医
AHA-BLS,ACLS instructor
MCLS instructor
日本医師会認定 健康スポーツ医
日本DMAT隊員(統括、NBC)

幼少期にお世話になった病院で働けることを嬉しく思います。 患者さん、家族のために最良の医療を提供できるよう頑張ります。
 

井上

井上 須磨

救急科レジデント
平成30年卒
専門・所属等

 
よろしくお願い致します。

診療実績

平成30年度

救急車受け入れ件数 2,373件
ドクターヘリ受け入れ件数 65件
 

応需率(%)

応需率とは、救急車からの受け入れ要請に対して、どの程度実際に救急患者を受け入れたかを示す数値です。
応需率
 
2018年度(平成30年4月1日~平成31年3月31日)において、嬉野医療センターでは、2,508件の受入要請のうち、2,373件を受け入れており、応需率は94.6%でした。不応需理由は以下のとおりです。
 

当院の不応需情報

処置中・手術中 空床なし 専門医不在等 その他 合 計
40 0 31 64 135

今後も重症の患者さんを遅滞なく収容できるよう努力して参ります。