救急科
佐賀県南西部の救急中核病院として、365日・24時間対応しています
当院は、軽症から重症まで幅広い救急患者さんを、365日・24時間体制でお受けしています。救急車による搬送は年間2,844件、ドクターヘリによる搬送は75件(2025年度)にのぼり、地域の救急医療を支える中核的な病院として機能しています。救急科は2007年9月に発足し、2011年11月より地域救命救急センターとして運用を開始しました。現在の病院では屋上に専用ヘリポートを設置し、ドクターヘリで搬送された患者さんをすみやかに受け入れられる体制を整えています。
充実した設備で、迅速な救命処置を
救急外来はCTが隣接した広いスペースで、スムーズに処置を行える環境を整えています。屋上ヘリポートから救急外来・手術室・カテーテル室・救命救急センター・ICUまで緊急エレベーターで直結しており、一刻を争う場面でも途切れることなく治療を継続できます。救急科では、どんな診療をしているの?
救急科の医師は、救急外来に運ばれた患者さんの状態をすばやく評価し、何が起きているかを判断した上で、必要な専門科の医師へとつなぎます。心肺停止・急性中毒・多発外傷・各種ショックなど、特に重篤な状態の患者さんについては、救急科が直接入院治療を担当します。また、救命救急センター・ICUに入院中の患者さんの全身集中治療管理も行っており、毎日の多職種回診では医師・看護師をはじめとする各専門スタッフがディスカッションを行い、連携して治療にあたっています。
院内での急変を防ぐ「RRS・MET」という取り組み
RRS(院内救急対応システム)とは?
体調の変化をいち早く察知し、重症化する前に医療チームが介入する仕組みです。異変のサインを見逃さないことで、予期せぬ急変や死亡を防ぐことを目指しています。MET(Medical Emergency Team)とは?
救急医と救急看護師からなるチームで、急変の兆候がある患者さんのもとへ駆けつけ、早期対応を行います。また、JNP(特定行為研修修了看護師)を中心としたCCOT(集中治療アウトリーチチーム)による活動も行っており、病棟全体の安全をサポートしています。RRSの導入によって期待できる効果
- 集中治療室以外での死亡率が約50%減少
- 院内での緊急集中治療室入室件数の減少
- 心肺停止患者の減少
災害にも備えています
当院はDMATチームを2チーム(統括DMAT 2名、DMATコーディネーター 1名)有しており、これまでに複数の災害派遣を経験しています。毎年、院内での災害訓練を実施し、有事の際にも医療を継続できる体制を整えています。地域の皆さまへの教育・普及活動
院内の診療にとどまらず、地域の医療従事者や市民の方を対象に、以下のコースを通じた教育・普及活動を積極的に行っています。- 心肺蘇生法:BLS・ACLS
- 集中治療:FCCS
- 外傷初期診療:JATEC・JPTEC
- 災害対応:DMAT・MCLS
また、他の医療機関や救急隊と連携し、地域のメディカルコントロール体制の一員として、救急医療体制の整備・運営にも取り組んでいます。
地域の皆さまに信頼され、安心して受診していただける救急医療を提供できるよう、スタッフ一同、日々努力してまいります。
スタッフ紹介
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藤原 紳祐 |
中央診療部長
平成8年卒
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専門・所属等 |
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| 近隣の医療施設の先生方と連携して、安心して暮らせるまちづくりに貢献したいと思います。 |
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小野原 貴之 |
救命救急センター長
平成23年卒
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| 専門・所属等 医学博士 一般社団法人日本専門医機構救急科専門医・指導医 一般社団法人日本病院総合診療医学会病院総合診療指導医 一般社団法人日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医 日本蘇生学会指導医 臨床研修指導医 日本DMAT隊員(統括) AHA-BLS、ACLSインストラクター MCLSインストラクター DMATコーディネーター |
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| 生まれ育った病院・地域への恩返しの心で貢献させていただきます。皆様に安心を届けられるように頑張ります。 |
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本村 彩紀 |
救命救急センター医師
令和2年卒
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| 専門・所属等 | |
| 地域のみなさまの不安に寄り添い、日々の安心に寄与できるよう尽力いたします。 |
診療実績
令和7年度
| 救急車受け入れ件数 | 2,844件 |
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| ドクターヘリ受け入れ件数 | 75件 |
応需率(%)
応需率とは、救急車からの受け入れ要請に対して、どの程度実際に救急患者を受け入れたかを示す数値です。
今後も重症の患者さんを遅滞なく収容できるよう努力して参ります。

