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医療機関内でのマスク装着について


<院内ポスター>
~病院に行くときに、
マスクを装着されていますか?~

 新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類感染症に移行され、これに伴いマスク装着は「個人の判断」に委ねられました。未知のウイルスではなくなりましたが、「どこで感染してもおかしくない」感染症であることには変わりありません。

 そのため医療機関や高齢者施設では免疫が低下した方が多く集まる場所であることから、感染拡大させないことを目的に厚生労働省はマスク装着を推奨しています。

 皆様と患者様を護るために当院でも理由を問わず、院内にお入りの際にはマスク装着をお願いしています。
 

マスクに関するQ&A

Q.日常生活ではマスクをしないのに、病院に入る時だけマスクが必要なのはなぜですか?
A.病院では「感染しやすい」状態の患者さんが通院や入院をされています。
  その方々を感染から守るためご協力をお願いしています。

Q.咳をしてないのにマスクをするの?
A.感染症には「潜伏期間」があります。
  今、無症状でも感染している可能性はあるためマスク装着をお願いします。

Q.相手がマスクを装着してるから自分はしなくてもいい?
A.マスクによる予防効果は、お互いがマスク装着をすることで 70%を超えますが、片方のみだと
  効果が50%まで低下します。またお互いにマスクをしていても予防効果を 100%にすることが
  できませんので、面会時間を15分程度に制限させていただいています。

 今でも全国の医療機関では新型コロナウイルス感染症で入院治療が必要な患者は後を絶たず、クラスターが発生しています。「感染しない・させない」ためにも医療機関内でのマスク装着にご協力をお願いします。
文責:感染管理特定認定看護師 重松孝誠