茶々っとニュースNo.31

<< トピックスに戻る
 

　私は、これまで救急、クリティカルケア看護に携わってきました。その中で医師や多職種との連携や早期介入の重要性を感じ、診療看護師（JNP）を志すようになりました。2021年より東京医療保健大学大学院で２年間、医学知識をはじめ、臨床推論や特定行為について学び、資格を取得しました。

　現在は、救急科で研修を受けながら、救急外来へ受診された患者様の診療や看護に携わっております。緊急度や重症度が異なる患者様の対応を行う中で、さまざまな視点から患者様の状態を評価し、介入をタイムリーに行う必要性を再認識しております。

　診療看護師は、医師や多職種と連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができます。看護師としてのスキルに加えて医療の知識や技術について学び、知識や技術を身につけることで、医療現場のタスクシフト、医師や多職種の橋渡しなどの様々な役割を担っております。

　今までの培ってきた看護師経験に加え、大学院で学んだ知識や技術を活かして、医師や他職種と協働し、患者様が安心して医療を受け１日でも早い回復ができるよう、努力してまいりたいと思います。謙虚な姿勢で自律した診療看護師となり、チームで役割を果たすことができるよう、精一杯努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。