茶々っとニュースNo.26
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診療看護師(JNP:Japanese Nurse Practitioner)の紹介
当院の診療看護師の働きは?
当院では、2 名の診療看護師が臨床研修後、各診療科で活動しています。現在、私は救急外来での初期診療や救急科医師とドクターカーに同乗をしています。ご家族様からの情報を含めて、臨床推論をしながら必要な検査の組み立てを行い、医師と迅速な治療や処置介入を行っています。
また、消化器外科手術においても腹腔鏡介助や縫合など医師と協働しタスクシフトしています。その他、初期研修医、看護師、特定行為研修者への教育にも携わっています。
また、消化器外科手術においても腹腔鏡介助や縫合など医師と協働しタスクシフトしています。その他、初期研修医、看護師、特定行為研修者への教育にも携わっています。
診療看護師のやりがいや展望について
大学院で医学知識を学んだことで、医学書が読みやすくなり臨床に生かしやすくなりました。また、高齢化により病態や患者背景は複雑化しているので、医師と病態をディスカッションできることで、根拠をもった治療や検査に関わることができます。
エコー検査手技や放射線の読影なども学ぶことができます。
エコー検査手技や放射線の読影なども学ぶことができます。
図1
看護師として培ってきた素養を基盤に、大学院で学んだ7つの能力(図1参照)と医学的な視点で、患者さんの全体像を多角的にとらえ、治療と看護の両面から安心安全でよりよい医療を提供し、「自立」「謙虚」「感謝」を忘れずに地域医療へ貢献していきたいと思っています。
文責:診療看護師(JNP) 濱野智恵子
看護師特定行為研修教育場面