茶々っとニュースNo.16このページを印刷する - 茶々っとニュースNo.16

BLS研修の紹介

 当院では、院内職員を対象にBasic Life Support(BLS)を開催しています。院内においても状態急変に伴い救命処置が必要となることも考えられ、その場合必要とする機器が手元に届くまでにはBLSが必須となります。心停止を認識し、迅速に緊急時の連絡体制(コードブルー)に繋げるとともに、質の高い心肺蘇生法ができるようスキルの習得を行っています。

 現在は、BLSの手順説明と実施を行う“ベーシックコース”、BLSスキルの確認を行う“確認コース”、急変時に応援者が来るまでに実施すべき対応を行う“ステップアップコース”の3コースを開催しています。当院の救急科医師、麻酔科医師だけでなく、杵藤地区消防本部の救急救命士にも協力をいただいています。また、新人看護師は夜勤勤務につくまでに急変時の対応が出来るよう教育計画の中に研修を組み込み、全員が受講できるようにしています。

 BLSが必要なときにしっかりと実践できるよう、技術を中心としたトレーニングを繰り返し行うことで、必要な技術を身体で覚えることが大切であり、今後もトレーニングを継続し、全職員のスキルの向上を目指していきます。
文責: 診療看護師(JNP) 小川喜久恵
BLS研修