活き活き職場づくり

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　WLB（ワークライフバランス）活動は、2016から活動を開始し５年目を迎えます。
プロジェクトでは「職員ひとり一人が『自分らしく』働ける健全な職場環境づくりを行う」をあげて年間計画を立てています。具体的には、患者・家族が満足し、職員がやりがいを感じられるケアデイを企画し、時間内に効率的な業務を行うための職場環境の改善を行い、育児休業からの復帰が円滑に行えるような支援について取り組みを行っています。
 

「患者さんをきれいにしてあげ隊」を結成し、予め選んでいただいていた患者さんのケアを、その患者さんの受け持ち看護師と一緒にWLBの隊員がサポートする取り組みです。
患者さんの「きもちいい！」を私たちの「きもちいい！」に繋げ、より良い看護を目指します。 　『思い描く理想の看護を味わいたい』という思いのもとアロマオイルを使用し、日頃行えない「ハンドマッサージ」を各病棟で行いました。プロジェクトメンバーは、ハンドマッサージを事前に練習し、当日は患者さんの状況を見ながら行っていきました。涙を流される患者さんやこんな事はじめてと感激される患者さんもいらっしゃいました。

　プロジェクトメンバーからは、短い時間のケアにも関わらず予想以上の患者さんの反応と患者さんの目線に立ち表情もよく見え、コミュニケーションを図るための良い機会にもなるので、日々のケアに取り入れたいという声もきかれました。　　

　定時で帰る「カエルバッジ」と17：15 の「帰ろうコール」は更なる定着と推進を行っていきます。また、患者さんからナースコールがあってから対応するのではなく、夕方の早い時間に訪室し、ケアを行う「先取り看護の導入」を考えています。
また、委員会活動の負担軽減を図るため、カレンダーを利用した委員会活動時間の申請を行う仕組みを行っています。

　育児休業からの復帰予定者を対象に、ママナスを開催しています。
　今回の参加者は、新病院移転前に育児休業に入っているので、新病院についての案内や施設の説明、先輩ママナースとの意見交換を行いました。参加者からは「新病院になり、構造から分からない事だらけで、不安いっぱいだったので、このママナスで詳しく説明を聞けて良かったです」「復帰前の不安が少し軽くなりました」という声がきかれました。

　活動推進のために、キャッチコピーを「うれしの 大好き 大作戦」とし、当院既存のマスコット「ヘリポーとん」にカエルの帽子をかぶせ、WLB のマスコットキャラクターとしました。