呼吸器内科このページを印刷する - 呼吸器内科

呼吸器内科の研修について

研修医の修練方針

研修目標:呼吸器内科医以外でも必要な呼吸器内科の知識、技能を習得する
研修期間:2.5ヶ月(リウマチ内科と同時にローテート)
研修内容:呼吸器内科入院患者の中から研修に適当と考えられる症例を選択したうえで, 研修医が担当医、呼吸器 内科スタッフが主治医となります。同時に受け持つ患者さんは2-3例です。
対象疾患:呼吸器内科で扱う主な疾患は肺癌、肺炎、気管支喘息、気胸などですので、研修医は胸部X線の読影、気管支鏡などによる診断、肺癌の化学療法、supportive care、人工呼吸器の設定、抗生物質の使い方などを総合的に学ぶことになります。また、受け持ち患者以外にも気管支鏡、胸腔ドレーン挿入などの検査処置があれば研修医は見学学習します。

 

週間のスケジュール

月曜日午後3時から:呼吸器カンファレンス
月曜日午後4時から:呼吸器回診
火曜日8時15分:研修医対象の講義
火曜日13時:気管支鏡検査
木曜日8時:内科抄読会
木曜日14時:内科総回診
金曜日13時30分:5病棟カンファレンス

プログラム概要

1.一般目標(GIO)

呼吸器内科医以外でも必要な呼吸器内科の知識、技能を習得する

2.行動目標(SBO)

  1. 胸部X線のチェックポイントを述べる
  2. 胸部X線の陰影のパターンと鑑別診断を列挙する
  3. 市中肺炎の治療法について述べる
  4. 気管支喘息発作時の治療法を述べる
  5. 動脈血採血を実施する
  6. 胸水穿刺を実施する
  7. 胸腔ドレーン挿入を実施する
  8. 気管支鏡で気管支の各分岐を観察し、図で示す
  9. 気管内挿管を実施できる
  10. 人工呼吸器の初期設定ができる
  11. 肺癌の化学療法の適応、薬剤選択、効果、副作用について記述する
  12. WHOの癌除痛3段階方式について述べる
  13. 血液ガス分析の各項目の意味を述べる
  14. 肺機能検査の各項目の意味を述べる

3.学習方略

  1. 胸部X線のチェックポイントを述べる
  2. 胸部X線の陰影のパターンと鑑別診断を列挙する
  3. 市中肺炎の治療法について述べる
  4. 気管支喘息発作時の治療法を述べる
  5. 動脈血採血を実施する
  6. 胸水穿刺を実施する
  7. 胸腔ドレーン挿入を実施する
  8. 気管支鏡で気管支の各分岐を観察し、図で示す
  9. 気管内挿管を実施できる
  10. 人工呼吸器の初期設定ができる
  11. 肺癌の化学療法の適応、薬剤選択、効果、副作用について記述する
  12. WHOの癌除痛3段階方式について述べる
  13. 血液ガス分析の各項目の意味を述べる
  14. 肺機能検査の各項目の意味を述べる

4.評価

行動目標 測定者 時 期 方 法
1.2 指導医 研修終了時 実地試験
指導医 研修終了時 客観試験
4 指導医 研修終了時 客観試験
5 指導医 随時 実地試験
6 指導医 随時 実地試験
7 指導医 随時 実地試験
8 指導医 研修終了時 観察記録
9 指導医 研修終了時 実地試験
10 指導医 研修終了時 実地試験
11 指導医 研修終了時 客観試験
12 指導医 研修終了時 客観試験
13 指導医 研修終了時 客観試験
14 指導医 研修終了時 客観試験