耳鼻咽喉科このページを印刷する - 耳鼻咽喉科

研修医の修練方針

以下の到達目標を目指しています。


  1. オトスコープなどによる中耳炎の有無の判別
  2. 上気道炎、口内炎などの口腔内所見がとれる
  3. アレルギー性鼻炎や鼻茸などの鼻内所見がとれる
  4. 鼻出血の止血処置ができる
  5. めまい疾患の鑑別がある程度できる

プログラム概要

1.一般目標

指導医の元におもに外来診療を経験し、問診から視診・検査・診断を行えるようにする。診断した疾患の特徴を把握し、指導医とともに治療方針を立てる。またさまざまな耳鼻咽喉科疾患についての理解を深めることを目標とする。

1.診断法

  1. 頭頸部の解剖と生理の理解
  2. 疾患(特に急性期疾患)に対する理解
  3. 病歴の取り方、記載法
  4. 局所所見の取り方、記載法
  5. 診察器具の特性と使用法の理解
  6. 頭頸部の画像診断


2.検査法

  1. 聴力検査
  2. 平衡機能検査
  3. 鼻咽腔・咽喉頭ファイバースコープ
  4. ティンパノメトリー
  5. 耳小骨筋反射
  6. 耳管機能検査
  7. 聴性脳幹反応

2.行動目標

指導医とともに外来における処置や治療を経験する。またそれらの処置や治療において考えられる合併症などについて理解を深める。

1.処置・治療

  1. 耳処置・鼻処置
  2. 咽頭異物摘出
  3. 鼻出血止血法
  4. 鼓膜切開